看護師寮のメリット・デメリット

病院に勤務する看護師が住む看護師寮には、ワンルームマンションや借り上げマンション、病院内に設置された寮の3つの種類があります。それぞれに共通するのは、職場が近いことです。交通費や通勤時間がかからないというメリットがあり、比較的出勤時もゆとりを持つことができます。また、家賃が安い場合が多く、住居を借りる際の初期費用も不要なため、費用負担を軽減させることもできるでしょう。中には家具や家電などが揃えられていたり、外観や室内がキレイだったりすることもあるので、寮自体に不安を感じる人は少ない傾向にあります。セキュリティー面について気になる場合は、管理人の有無などをチェックしておきましょう。

また、同じ職場の仲間が施設内にいることから、初めての一人暮らしで不安を感じている人も、安心して生活できるというメリットがあります。ですが、同僚や先輩など職場で常に顔を合わせる人と住居内で会うことになるため、職場の空気感が拭えずにプライベートが持てないと感じることもあるようです。そして、職場が近いのでシフトを調整する際、はじめに声をかけられる確率が高いという声も上がっています。気持ちの切り替えが苦手な人や、プライベートを確保したい人は他の不動産の賃貸物件を探すほうが無難でしょう。ですが、給与を自由に使いたい人、または、やりくりが苦手で家賃をはじめとする、何かしらの滞納が心配な人には看護師寮はメリットの多い福利厚生となります。看護師寮についてより詳しく知りたい人は、こちらも覗いてみてください。